あの日を忘れない 稲毛田 きえ子
保育士として40年余り、ここが最後の保育園、そして最後の卒園式。
始めて望んだ袴姿の卒園式を終えた次の日です。
大きな揺れに襲われました。11年前の東日本大震災です。
くしくも旧園舎は耐震工事中で仮園舎での生活でした。子供たちの
安全を第一に隣接の公園に避難しました。
近隣の住民の方々も次々に集まり声を掛けてくださったことは、忘れ
ることできません。
この震災で生まれ故郷のふるさとも、壊滅的な被害を受け心が痛み
ました。
ちょうどその年3月が定年でした。 決して忘れられない体験を味わ
いました。
現在 コロナのウイルスで大変な時期を迎えております。
繰り返す困難を克服する偉大な力を持っている人間の凄さを感じて
います。少しでもその一員であってほしいと願っています。
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