五黄の寅 縣 久夫
私が生まれたのは昭和25年(1950年)、36年に一度の五黄の寅です。
この年は、聖徳太子の千円札が発行され朝鮮戦争が勃発した年です。
五黄の寅年の性格の言い伝えから、男子は負けず嫌い・頑固・強情と
年長の周りの人から、迷信ながら、からかわれていました。
昭和25年は団塊の世代(昭和22年~24年)の後ですが、子供の数も
多く食糧難の時代でした。
家では麦飯・煮干しを食べ、小中学校の学校給食では、コッペパンに
キャラメル状のマーガリン・脱脂粉乳・イナゴ・クジラ竜田揚げなどが献立
でした。
今と比べるとずいぶん粗食でした。それでも、大病や一度も入院するこ
ともなく、今こうして元気でいられるのも、亡親はじめ粗食のおかげだったと
思います。
日本人男子の平均寿命超えの次の年男になるまで「無理せず。ほどほど
に。受け流す。」をモットーに、五黄の寅のイメージ(頑固・強情等)に逆らっ
て生きていこうと思っています。